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2012年10月24日 (水)

博物館の舞台裏③ ~血液検査~

博物館の舞台裏、第3弾!!
今日はクジラやイルカたちの血液検査ついてのお話です!!(゚ロ゚)

もちろん、人と同じように注射針を刺しての採血です。やっぱり動物たちも痛い思いをします。
さて、どこから行うのでしょうか?
3 採血の体制に入りました↑主に尾びれの血管から採血を行います。

2 採血が始まりました!
注射器に血液がΣ(゚д゚;)1
拡大して見てみると、血管がある場所がわかりますか?
この場所を狙って針を刺しますが、見えにくかったり、刺しても血管に当たらないこともあるので獣医さんはとても大変です…

前回ご紹介した"ハズバンダリー(受診動作)”という手法で採血を行います。
採血は痛いですし、時には獣医さんの姿を見ただけで怖がることもあるので、痛くても我慢できるように慎重に訓練します。
ハズバンダリーができない個体は取り上げを行って採血することもあります。
捕まえての処置となると動物にも人にも負担がかかるため、動物みずから検診に協力してくれるのはとても大切なことなんです。

続いては採取された血液の検査です!
博物館では検査機器を導入しているので、ある程度の血液検査ができます。4 博物館のとある場所にある検査室の様子。

手前にあるのが血液の血球を調べる装置です。
この装置で感染症や貧血、脱水症状などがわかります。
検査が終わり、数値が出てきました!2_2 コビレゴンドウのロンの検査結果です。
上から白血球、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット…です。
ロンは以前から貧血気味で定期的に検査をしています。先月より赤血球の数値が少し下がっていることがわかりました。

次は生化学検査。3_2上記の検査よりも詳しい検査を行う装置で、肝臓や腎臓などの状態がわかります。
他にもホルモンの数値などさらに詳しい検査を行う場合には近くの検査センターにお願いしたりしています。
今回の検査でロンは赤血球数の減少がみられましたが、他は異常なしでした!

以上で血液検査は終了です。
クジラやイルカたちも人間と同じように検査を行っているんですね(o^-^o)

次回は、動物たちへの投薬について。
どんな薬をあげて、どうやってあげているのかをご紹介します!
ではまた♪

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