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2012年11月 1日 (木)

博物館の舞台裏⑤ ~イケスの秘密~

もう11月!博物館がある太地町も少し寒くなってきましたよ(((゚Д゚)))

さあ、博物館の舞台裏第5弾!
今回は館内に広がる自然プールに浮かぶ"イケス”(生簀)のお話。Photo

博物館には全部で6つのイケスがあり、そこにクジラやイルカたちが暮らしています。
イケスは、主に甲板とフロートと網、網を張るための重りで作られています。

比較的施設が簡単にでき、自然の海が利用できるため自然に近い状態で飼育できます。

しかし!そこは自然の海!
もちろん水温の管理はできませんし、天候が悪ければ海は荒れます。さらに潮の干満やゴミ などが流れてくるなど、陸上にあるプールと比べると様々な問題点があります。

ゴミを食べてしまう子もいるので、悪天候の後はゴミ掃除で大変なんですよ(;´Д`A

そして、よくお客様に「イケスの外にはどうやって動物を出しているの?」
と聞かれることがあるのですが、その秘密は…↓
Photo_2
これです!イケスの角にあるゲートです!
ここは簡単に外せるようになっていて、重りが付いていており部分的に角を沈ませ、クジラたちが通れるスペースができるようになっています。
どんな風に出るのるのかというと…
Photo_3
角が降りたゲート前にセフィーが来ました。
ここでサインを出すと、くぐって外に出ます!この際、勝手に出たりしないように気を抜けない瞬間です。セフィーも集中してトレーナーを見ています。Photo_4 そしてサインを見たロンは外へ!
※すみません。セフィーが出た瞬間はうまく撮れませんでしたm(_ _)m
トレーナーは一緒ですっ(汗)

外に出るのは日中だけで、朝出たら夕方はイケスに戻します。
ずっと外にいると体調が悪くなった時に捕まえたりするのは困難ですし、ゴミや石の誤飲が増えたり…など様々な問題があるため、夜間は収容しています。

なので、ふれあいの海やショー出ているのは体調に問題ない元気な子たちだけ。
少しでも体調に問題があったり、ゲートの訓練中の子はイケスの中にいます。

ちなみに、オキゴンドウの赤ちゃんとお母さんは育児のため外にでたままです(^-^;

まるで、"家”のようなイケス。
イケス内は安全でなければなりません。
網を利用しているため、破れたところや弛んだところがあったら事故につながってしまいます。

そのために、週に1度や必要に応じてダイバーが潜って潜水チェックをし、各イケスの底に重りを付けて網を張るようにしています!

他にもこんな配慮も↓Photo_5 上と下のイケス網は網の目の幅が違います。Photo_6 博物館には網目の幅が広いイケスと網目が細かいイケスの2種類があります。

吻先(口ばし)が細いイルカたちは網目の幅があるイケスは吻が入ってしまったりと危険なので、網目が細かいイケスには小型のイルカたちを、網目の幅が広いイケスには大型のゴンドウたち(吻先が太く短いため)を収容するようにしているんですよ。

イケスでの飼育は施設そのものは簡単にできますが、自然との闘いと施設の管理がとっても 大事なんですね。
おわかりいただけましたか?

次回はイケスに変わって、"イルカショープール”のお話!
お楽しみに!

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