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博物館の仲間フォト♪

  • Neill
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2015年3月

2015年3月25日 (水)

なぜ逆さま!? ~サカサクラゲ~

現在、海洋水族館マリナリウムではイルカ・魚だけではなく、クラゲも展示されています。
お客さんから「なんだか癒される~」とお声を多数頂戴するクラゲたち。
その中でも少しかわっているクラゲが【サカサクラゲ】です。


このクラゲ、なぜ【サカサクラゲ】という名前が付いているかというと・・・

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このように逆さまだからです。名前のままですね^^;


クラゲの増え方は少し独特です。


サカサクラゲの場合、ふ化した卵はプラヌラという形態で海中を浮遊し、続いて石や貝殻などに付着してポリプと呼ばれるイソギンチャクの様な形になります。

Photo_2

 

上の写真はサカサクラゲのポリプです。
真ん中にぶら下がっているのがサカサクラゲの稚クラゲで、これがポリプから分離して
1個体のクラゲとなります。

このクラゲは明日には分離して小さなクラゲとして泳いでいると思います
(*^-^)


実はこのクラゲたち、なんとなく逆さまになっているわけではありません。


体の中に褐虫藻(かっちゅうそう)と呼ばれる小さな藻類を共生させており、光合成をして得た栄養をおすそわけしてもらっています。


この褐虫藻が一番多いのが口腕(こうわん)と呼ばれる部分です。

Photo_3

このクラゲたちは効率よく栄養を作ってもらうために逆さまになっているのです!

そのためほとんど泳がず、水槽の底かガラスにはりついています。
なかなか面白い生態をしていますよね。



このクラゲたちにとって一番重要なのは光の量です。光を浴びれば栄養を作ってもらえるわけですからね。


そこでこの展示水槽には
3つの照明を設置して、光量アップ!

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プランクトンも食べるので「アルテミア」という小さい甲殻類もあげています。

スポイトで口腕に吹きかけてやります。
心の中で「大きくなれよ~」と念じながら…(笑)

Photo_5

毎日のお世話が功を奏してか、とても大きくなりました!分離したての稚クラゲと比べるとこんなに違います。

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自ら生育させただけあって、成長していくクラゲを見るのはとても嬉しいものです(*゚▽゚)

サカサクラゲは
15cmぐらいにまでなるので、まだまだ大きくなります。
これからの成長も見逃せません!

2015年3月23日 (月)

1歳になるまで ~バンドウイルカ「レオ」~

1歳を迎えたオスのバンドウイルカ「レオ」。
今回は1歳になるまでのレオを振り返っていきたいと思います。


昨年の2月1日、母親の「あおい」に体温低下などの出産の兆候が見られたため、観察を続けていました。

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午後4時30分に胎児の尾びれが出ているのを確認、1時間半後の午後6時9分に無事出産しました。


イルカやクジラの仲間は一般的に尾びれから産まれてきます。人間にとってはいわゆる「逆子」という状態です。産まれてすぐに泳ぎ、水面で呼吸をするためと言われています。


産まれた赤ちゃんは無事初めての呼吸をし、当日の夜には初めての授乳も確認できました。

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初産だった「あおい」ですが、赤ちゃんにぴったりと寄り添い、一生懸命泳ぐ赤ちゃんを気遣う姿にとても驚かされました。

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24時間赤ちゃんの世話をする母親の負担は相当なものです。
母親の「あおい」もエサを食べたり、休む時間が必要です。そんな時に登場するのは同じバンドウイルカ「さくら」。


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上の写真は奥から、「さくら」・赤ちゃん・「あおい」です。
このようにして「あおい」から「さくら」へ赤ちゃんを受け渡すシーンがよく観察されました。


群れで生活するイルカの仲間は、メス同士で赤ちゃんの面倒を見ることが知られています。今回は子育て経験のある「さくら」が“乳母役”になってくれたようです。


母親の「あおい」や「さくら」に守られながら、すくすくと成長していった赤ちゃん。

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生後1ヶ月頃になると、母親から離れて単独で泳ぐことが観察されるようになりました。
体もまるまる太って、体に残るしわも目立たなくなってきました。

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生後4ヶ月目にはエサの小魚に興味を持ち始め、口ばしでつついたり、くわえたりする行動が観察されるようになりました。

そして生後6ヶ月目には少しずつですが、エサを飲み込めるようになりました。
徐々に食べる量も増えていき、食べ始めから1ヶ月後には約1㎏のエサを食べることができるようになりました。現在は1日に2㎏から6㎏のエサを与えています。


生後6ヶ月を迎えたころ、経過が順調なことから父親の「レグルス」、母親の「あおい」から一字ずつもらい「レオ」と名付けられました。

最近ではワンパクざかりで大人たちの餌をとったり、ジャンプをしたりと様々な行動が見られるようになっています。


「餌あげ体験」をするときには、構ってもらおうと必死にアピールする「レオ」の姿が見られるかもしれません。成長した「レオ」にも会いに来てくださいね!

2015年3月13日 (金)

ホワイトデーに白いハナゴンドウ2頭を一般公開します!

くじらの博物館では白いハナゴンドウ2頭を一般公開することが決定しました!

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去年1月に当館に全身真っ白なアルビノのバンドウイルカ「スピカ」がやって来て、現在、海洋水族館「マリナリュウム」で一般公開されています。

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去年1月に当館に全身真っ白なアルビノのバンドウイルカ「スピカ」がやって来て、現在、海洋水族館「マリナリュウム」で一般公開されています。

白いハナゴンドウの展示場所は「ふれあいの海」内の生簀で、314日のホワイトデーに合わせて公開開始となります。

また、公開に合わせて、体が白くなる「アルビノ」と「白変種」について
23頭の違いを分かりやすく紹介する「白いイルカ・白いクジラ」と題した特別展示と、白いハナゴンドウの愛称募集も行います!


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今回の愛称募集は当館の年間パスポート会員の方限定となりますので、ご注意ください(^-^;
募集期間は56日までとなります。


この機会に「年間パスポート会員になろうかな」とお考えの皆さんは当館のホームページをチェックしてみてくださいね。

くじらの博物館ホームページ:http://www.kujirakan.jp/


愛称を付けて頂いた方の中から抽選でそれぞれ
1名様に実物の模様を忠実に再現したオリジナル全身フィギュアを、また応募者の中から抽選で5名様に2頭のオリジナルステッカーを各1枚プレゼントいたします! どちらも地元の工芸作家が作るオリジナル作品となります。

ご応募お待ちしております!

大変珍しい白いハナゴンドウたちを間近に観察してみて下さい(*^-^)

 

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