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2015年3月23日 (月)

1歳になるまで ~バンドウイルカ「レオ」~

1歳を迎えたオスのバンドウイルカ「レオ」。
今回は1歳になるまでのレオを振り返っていきたいと思います。


昨年の2月1日、母親の「あおい」に体温低下などの出産の兆候が見られたため、観察を続けていました。

Photo

午後4時30分に胎児の尾びれが出ているのを確認、1時間半後の午後6時9分に無事出産しました。


イルカやクジラの仲間は一般的に尾びれから産まれてきます。人間にとってはいわゆる「逆子」という状態です。産まれてすぐに泳ぎ、水面で呼吸をするためと言われています。


産まれた赤ちゃんは無事初めての呼吸をし、当日の夜には初めての授乳も確認できました。

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初産だった「あおい」ですが、赤ちゃんにぴったりと寄り添い、一生懸命泳ぐ赤ちゃんを気遣う姿にとても驚かされました。

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24時間赤ちゃんの世話をする母親の負担は相当なものです。
母親の「あおい」もエサを食べたり、休む時間が必要です。そんな時に登場するのは同じバンドウイルカ「さくら」。


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上の写真は奥から、「さくら」・赤ちゃん・「あおい」です。
このようにして「あおい」から「さくら」へ赤ちゃんを受け渡すシーンがよく観察されました。


群れで生活するイルカの仲間は、メス同士で赤ちゃんの面倒を見ることが知られています。今回は子育て経験のある「さくら」が“乳母役”になってくれたようです。


母親の「あおい」や「さくら」に守られながら、すくすくと成長していった赤ちゃん。

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生後1ヶ月頃になると、母親から離れて単独で泳ぐことが観察されるようになりました。
体もまるまる太って、体に残るしわも目立たなくなってきました。

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生後4ヶ月目にはエサの小魚に興味を持ち始め、口ばしでつついたり、くわえたりする行動が観察されるようになりました。

そして生後6ヶ月目には少しずつですが、エサを飲み込めるようになりました。
徐々に食べる量も増えていき、食べ始めから1ヶ月後には約1㎏のエサを食べることができるようになりました。現在は1日に2㎏から6㎏のエサを与えています。


生後6ヶ月を迎えたころ、経過が順調なことから父親の「レグルス」、母親の「あおい」から一字ずつもらい「レオ」と名付けられました。

最近ではワンパクざかりで大人たちの餌をとったり、ジャンプをしたりと様々な行動が見られるようになっています。


「餌あげ体験」をするときには、構ってもらおうと必死にアピールする「レオ」の姿が見られるかもしれません。成長した「レオ」にも会いに来てくださいね!

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